3大キャリアのSIMから格安SIMに乗り換えて節約する!と意気込んで乗り換えたは良いものの、意外と安くならなかったりそもそも運用に不便を感じてしまうということも多いです。
そうならないためにもいくつかの注意点を確認していきましょう。
目次
SIMの乗り換えを行う前に確認しなければいけない点
現在の契約で契約解除料金などが出ないかを確認する
2年契約などの俗に言う「2年縛り」が適用されているプランの場合、契約更新月以外に契約を解除してしまうと9,500円という多額の契約解除料金がかかります。
2020年以降に契約したプランなどでは1,000円しか解除料金がかからない場合もありますが、まだまだ旧プランを使用しているという方は多いのでこちらについては気をつけるようにしましょう。
※2021/10からdocomoは契約解除料金の制度自体を廃止したため、現在は全てのプランの契約解除料金がかからなくなっています。
使用するスマホの端末を確認する
他の記事でも触れていますが、キャリアで販売しているスマホはそれぞれ自分のキャリアの電波を拾うということに特化しています。
こちらのようにSIMロック解除がされているスマホといっても今までと違う系列の電波を使用する場合、通信が不安定になったりそもそも電波を拾えなくてうまくいかないという場合も。
使用するスマホと使用するSIMカードの相性は事前に確認しておく必要があります。
各MVNOでは動作確認を行っている機種が多いです。
こういった自分の使用するMVNOのサイトで事前にチェックしておきましょう。
各MVNOはそれぞれdocomoやau、ソフトバンクなどのそれぞれの回線に合わせたSIMカードを用意していることもあるため、接続が不安な場合はそれぞれに合致したものを選ぶのが良いでしょう。
なお、iPhoneであればどのキャリアも共通のため、SIMロック解除さえされていれば特段問題になることはありません。
速度などが不安な場合はまずは口コミを
MNOからMVNOへと回線を切り替えると言うことは回線品質などは一概には言えませんがどうしても落ちる傾向にあります。
通信の品質や回線の安定性、速度などに影響が出てしまう場合も少なくありません。
また、お昼休みやゴールデンタイムなどの混む時間帯に速度が低下してしまう場合もあります。
こちらのサイトでは口コミ型のネット回線速度の比較を行っています。
こちらのサイトで自分が使用したいモバイル回線の速度を比較してみると一つの目安にはなるでしょう。
もし、ネット回線の速度が重要な激しい対人ゲームなどを好んでプレイしているなどの理由がある方は現状不満がなければ乗り換えないというのも選択肢の一つになります。
Youtubeなどを高画質でサクサク視聴したいという場合もそのままの方が良いこともあります。
古いスマホを再利用する場合はSIMカードの大きさに注意!
現在モバイル回線で使用されているSIMカードはほとんどがnanoSIMです。
最近のスマホを使用する分にはこちらでほぼ間違いありませんが、少し古いスマホやタブレットにSIMカードを入れて再利用するということであればmicroSIMを使用している機種も中にはあります。
その場合、マウントアダプターなどを使用して大きさを変換するか、microSIMでの契約のし直しが必要になってきます。
マウントアダプターを使用してもうまく認識しない、という事態も考えられるため、可能であればmicroSIMを用意し直したほうが無難でしょう。
まとめ
- 格安SIMへの変更は節約になるが注意点も
- MNP、乗り換えなどで契約解除料などの余計な出費が出ないか確認
- スマホの機種が手持ちのSIMに対応しているかをMVNOの動作確認でチェック
- 速度や品質にこだわる場合は乗り換えをしないのも選択肢の一つ
- SIMカードの種類にも気をつける
いくつかの確認事項はあるものの、しっかりチェックすれば月の通信費が節約できる可能性は高いです。
事前にチェックを行い、快適なスマホライフを満喫しましょう。