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そもそもWiMAXって何?
モバイルルーターや格安SIMでよく比較に挙げられる「WiMAX」ですが、こちらは正式名称を「Worldwide Interoperability for Microwave Access」と言い、無線接続の規格の一つになります。
つまりどういうことかと言うと、ざっくり言ってしまうとdocomoやauなどの大手キャリアと同じ携帯端末の電波の一種ということになります。日本ではUQWiMAXが全て一元的に提供をしています。
WiMAXと大手キャリアの違い
WiMAXと大手キャリアで大きく違うところは
- 通信できるエリアの違い
- 通信容量が無制限
といったところが違いになります。
通信できるエリアの違いはもちろん使用している電波も違いますし、提供しているエリアも大きく異なります。
一般的に大手キャリアのエリアよりはかなり狭く、少し地方に行ってしまうとWiMAXの電波が受信できなくなったりということもあります。
ただ、その代わりと言ってはなんですが通信容量が無制限というのが大きな利点として挙げられます。
大手キャリアは最近は一部無制限プランも登場してきてはいるものの、まだまだデータ容量が制限されているものも多いです。しかしながらWiMAXは元々大容量のデータをやり取りすることを前提とした電波になっているため、基本的に使い放題の無制限となっています。
自分の住んでいる地域で使用できるかどうかを調べてみるのも一つでしょう。
Try WiMAXって?
WiMAXは前述の通り、使用できるエリアが限定的かつ地図上では入る場所のはずなのに電波が入らない「エリア内圏外」という状況がそれなりに起こりえます。
せっかく契約して使用しようと思ったのに家の中だと全然繋がらなくて結局活用できず解約してしまった…などとなってしまっては目も当てられません。
そうならないためにUQWiMAXでは15日間無料でお試し出来る「Try WiMAX」を用意しています。
Try WiMAXに必要なもの
- 本人名義のクレジットカード
- 連絡先のメールアドレス
- SMS対応の電話番号、またはキャリアメールアドレス
この3つが必要になります。
特に契約後の支払いについてもクレジットカードのみとなっているため、そちらは注意が必要です。
更にメールアドレス自体はGmailなどのクラウドメールでも良いため問題になることは少ないですが、「SMS対応の電話番号およびキャリアメールアドレス」が必要な点も注意しましょう。
格安SIMでSMS無しのデータ契約しかしていないなどの場合はそもそも申込みが出来ないのでその場合はSMS対応の電話番号を取得するか、もしくはUQWiMAXに直接伝えて書面での契約を行うことになります。
Try WiMAXは店頭で受付できるの?
こちらのサービスはWebでの受付のみになっているため、UQWiMAXのショップに行っても対応してくれません。
必ずWebからの申込みになります。
Try WiMAXの契約手順
手元に以下のものを用意して進めましょう。
まずはこちらのページにアクセス。
重要事項説明への同意を行います。
その後、認証URL・認証コードを送信するためのメールアドレスを入力します。
来たメールアドレスのURLにアクセスします。
こちらの認証コードの部分にSMSで受け取った認証コードを入力して準備完了です。
ちなみにこのページではTry WiMAXの在庫状況も見ることが出来ます。
在庫がない場合も比較的多いため、逐次確認するようにしましょう。
後は必要事項を入力していけばOKです。
プラスエリアモードは便利!だけど注意点も
WiMAXのエリアは大手キャリアのエリアより狭いという内容はお話しましたが、それを踏まえてWiMAXではauのエリアと組み合わせて使える「ハイスピードプラスエリアモード」というものを用意しています。
auのエリアでも使用できるようになるため、利便性が向上+回線品質がauの方が高いため、速度も安定しやすくなります。
しかしながら注意点として、auLTEエリアでの使用が月間で7GBを超えてしまうと速度制限がかかってしまうという点です。
更に速度制限がかかってしまうと、auLTEエリアだけでなくWiMAXエリアでの通信も全て制限されてしまうという点は必ず確認しましょう。
通常の他キャリアでのデータ容量超過はデータを購入する事ができましたが、WiMAXはデータの継ぎ足しができません。月が新しくならないとこちらは解除されないため常にデータ残量は気にする必要があります。
UQWiMAXでは2021年の4月から新たに「ギガ放題プラス」というプランを提供しています。
月額に関してはパッと見た感じギガ放題プランと変わらないように見えますが、25ヶ月の間月額500円割引を行っての価格という点に注意しましょう。
また、auLTEエリアでの使用ができるプラスエリアモードに関してはギガ放題プランでは無料で付いてきましたが、こちらは月額1,100円のオプション料金が発生します。
注意すべき点は「プラスエリアモードを選択しただけでオプション料金が発生する」という点です。
使うつもりは無かったけど見たら通信してて料金が発生している…という場合もあるので余計なオプション料金を払いたくない場合は必ずプラスエリアモードをオフにしておくようにしましょう。
ただ、流石にわざわざプラスエリアモードのオプション料金が別になっているだけあってギガ放題プランとは違い、プラスエリアモードの容量が超過してもWiMAXエリアでの速度制限はかからないようになっています。
能動的に使う場合以外のことも考えられるのに全部が制限かかるというのは少し乱暴ですし、当然といえば当然ですが…
まとめ
- WiMAXは3大キャリアと同じような電波回線を提供している
- 通信容量は無制限だがエリアは狭い
- 速度に関しては場所にもよるが若干遅め
- エリア内圏外を防ぐためにTry WiMAXが用意されている
- プラスエリアモードをうまく活用する
以上に注意して使用すれば月額も高くないため、優良な回線ということが言えます。
皆さんも是非検討してみてくださいね。